体験談
Experience report

藤田 舞

私は、小さな頃から、漠然と海外生活というものに憧れを持っており、中学生時代は、ネイティブのイケメンの英語教師と会話することに、心を踊らせておりました。その頃から「私は、海外に、絶対留学するからね。」と、友人に豪語しておりました。そして、高校に進学した後、近所に住んでいる方が留学したと言うのを聞き、同じYFUで留学を決めました。
そして、高校2年生の時に1年間、留学しました。留学した当初は、全く英語がわからず、小学生4年生のホストブラザーに、「MaiはYESとNOしか言えないからね。」と馬鹿にされ、自分の不甲斐なさに毎日のように泣いておりました。しかし、この1年間は、私の精神力はとてつもなく鍛えられ、さらに、YFUで出会った留学生の友人、特に日本の友人は、苦楽を共にしたかけがえのない宝物です。

留学は、タイミングと小さな勇気

YFUでの留学は、私のチャレンジ精神の原点です。何かに挑戦しようと思った時、誰にも頼れない、自分で道を切り開くしかない、そんな状況に置かれた時、このYFUでの留学した時のことを思い出します。辛い中でも、そこから逃げずに、前を向き、今現在自分が最善だと思っている方策をやり続けること。そうすれば、絶対に100%道は開けていくということを学びました。
YFU留学後、国家試験の勉強をしていました。当時は、合格率8%程度の超難関試験。大学生活を謳歌している周りの友達を横目に、暗い自習室のなかで、毎日10時間、勉強し続け、合格することができたのもYFUでの経験があったからこそだと思っています。また、その後、コンサルティング会社へ就職し、海外での会社設立に挑戦した際も、先例がない中、手探りでビジネスの成功のチャンスを掴んでいくといったチャレンジする心を養ってくれたのも、YFUのおかげだと思っています。現在は、小さい子供を育てながらも、世界中を飛び回り仕事をしております。高校時代のこのYFUでも1年間がなければ、私の人生は全く違ったものになっていたでしょう。
留学は、タイミングと小さな勇気だと思っています。これを乗り越えた先には、全く違った人生があるのは間違いありません。