このプログラムについて
About this program
YFUでは、1969年以来、外国高校生の日本受入れにも力を入れています。
外国高校生は現在の日本に大きな関心を寄せ、伝統と実績を持つYFUを通じて日本で生活体験をしたいという希望を持っています。その動機や目的は様々ですが、日本の家庭に滞在し家族の一員として家庭生活を楽しみ、また、日本の高校に通学し多くの友達を通して日本の姿を彼ら自身で感じたいと願い、来日します。
日本の高校生が海外における異文化体験で国際理解(多様性)を深めることと同様に、外国高校生を日本に受入れて、日本での生活・学習体験により日本の社会・文化に対する理解を深めてもらうことは、非常に大きな意義があります。またYFU派遣プログラムの参加学生/家族にとっても外国学生と生活をすることで、外国学生が直面する異文化への理解・適応力・解決力等を一緒に体感することができる為に学生/家族にとってとても良い準備期間になります。
プログラムの種類
Type of program
年間(長期)受入プログラム(約10ヶ月間)
- YFU日本との交流国の学生が対象
- 毎年3月中旬頃に世界各国約15ヶ国程度から70名程度の受け入れをしています。
- オーストリア、ベルギー、ブラジル、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、ドイツ、ハンガリー、インドネシア、韓国、メキシコ、オランダ、ノルウェー、ルーマニア、スペイン、スイス、タイ、ウルグアイ、米国 ※交流実績国
- 東京でのアライバル・オリエンテーション(5日程度)の後、ホストファミリーに滞在しながら、4月より12月まで高校通学、YFU諸行事に参加
- 滞在期間中、担当地区委員を定め、個別に又はエリア・オリエンテーションにより地域毎に学生・ホストファミリーに対する相談・世話・アドバイスにあたります。
- 公文・通信教育による日本語指導を行います
- 帰国1ヶ月前に地域毎に学生・ホストファミリーを対象にリエントリー・オリエンテーションを行い、1月上旬頃に頃帰国します。
前期(長期)セメスター受入プログラム(約5ヶ月間)
- 毎年3月中旬~下旬頃に世界各国5ヶ国程度から10名程度の受け入れをしています。※受入国は上記年間プログラムの交流実績国参照
- 東京でのアライバル・オリエンテーション(5日程度)の後、ホストファミリーに滞在しながら、4月より7月まで高校通学、YFU諸行事に参加
- 滞在期間中、担当地区委員を定め、個別に又はエリア・オリエンテーションにより地域毎に学生・ホストファミリーに対する相談・世話・アドバイスにあたります。
- 公文・通信教育による日本語指導を行います。
- 帰国1ヶ月前に地域毎に学生・ホストファミリーを対象にリエントリー・オリエンテーションを行い、8月上旬頃に帰国します。
後期(長期)セメスター受入プログラム(約5ヶ月間)
- 毎年8月中旬頃に世界各国5ヶ国程度から10名程度の受け入れをしています。※受入国は上記年間プログラムの交流実績国参照
- 東京でのアライバル・オリエンテーション(5日程度)の後、ホストファミリーに滞在しながら、9月より12月まで高校通学、YFU諸行事に参加
- 滞在期間中、担当地区委員を定め、個別に又はエリア・オリエンテーションにより地域毎に学生・ホストファミリーに対する相談・世話・アドバイスにあたります。
- 公文・通信教育による日本語指導を行います。
- 帰国1ヶ月前に地域毎に学生・ホストファミリーを対象にリエントリー・オリエンテーションを行い、1月上旬に帰国します。
夏季(短期)受入プログラム(約4~6週間)
- 毎年6月中旬~7月上旬頃に米国・ヨーロッパ各国から150名程度の受け入れをしています。
- ホストファミリーに滞在しながら、日本の高校通学体験をしています。
- 滞在期間中、担当地区委員を定め、地域毎に学生・ホストファミリーに対する相談・世話・アドバイスにあたります。
- 帰国は8月上旬頃になります。
冬季(短期)受入プログラム(約3週間)
- 毎年1月中旬頃に世界数ヶ国から10名程度の受け入れをしています。※受入国実績 インド・韓国・フィリピン・南アフリカ・タイ
- 東京でのアライバル・オリエンテーション(4日程度)の後、ホストファミリーに滞在しながら、日本の高校通学体験をします。
- 滞在期間中、担当地区委員を定め、地域毎に学生・ホストファミリーに対する相談・世話・アドバイスにあたります。
- 帰国は2月上旬頃になります。
ホストファミリーについて
About hostfamily
YFUでは常時ホストファミリーの申込みを受付けています。
長期プログラム(年間及び前期・後期セメスター共)は受入前年の8~11月にホストファミリー募集活動を強化します。夏期短期プログラムでは受入年の2~5月に募集活動を強化します。ホストファミリーの対象としては、YFU交換留学生の有無にかかわらず、国際理解の増進にご関心がありYFUの趣旨をご理解いただけるご家庭に広く呼びかけています。外国学生をご家庭に受入れ、家族ぐるみで国際交流をしてみようというご希望がございましたら、YFU地区委員又はYFU事務所へご連絡下さい。
とくに、YFU派遣プログラム参加学生が海外でのホームステイを体験する前に、年間又は短期プログラムで来日する外国学生を受入れ家族ぐるみの国際交流をすることは、確実に参加学生の良い異文化体験につながりますので強くお勧めしています。
※留学生のために部屋を提供していただく場合、ルームシェアでも構いません。また、両親が共働きでも結構です。
ホストファミリーの基準
1
海外学生を受入れようという心をお持ちで、海外学生のためにベッドと3度の食事を無償で提供して下さること
2
海外学生に日本の家庭生活を体験させてあげられる条件が整っていること(両親共働きの家庭でも差し支えない)
3
YFUの趣旨を理解し、人種・宗教・性別に偏見がなく、受入期間中、外国学生・ホストファミリーに対するYFUの連絡・助言を受入れて下さること
4
ホストファミリー予定者には、事前にYFU担当者による家庭訪問・インタビューを行わせていただきます
プログラムの流れ
Flow of program
1 募集
2 インタビュー
3 受入海外学生決定
4 オリエンテーション
5 海外学生来日
6 ホームステイ
7 受入海外学生帰国
8 体験報告会
オリエンテーション
Orientation
アライバル・オリエンテーション
来日学生は全員、到着直後、合宿オリエンテーションに参加し、次のことを学習します。
- 日本語学習の導入(話し方、書き方、他)
- 日本の家庭・学校・社会
- YFUの趣旨・方針・規則
- その他、良い日本体験につながるアドバイス
※夏季(短期)受入プログラム除く
エリア・オリエンテーション
年間学生には3~4回(セメスター学生は1~2回)地域単位で留学生・ホストファミリーを対象に行い、留学生のホストファミリー・学校への適応状況をチェックし、必要なアドバイスを与えます。また、日本語の学習を促します。
リエントリー・オリエンテーション
帰国1ヶ月前に地区単位で留学生・ホストファミリーを対象に行い、日本での9ヶ月間(4ヶ月間)の体験をまとめさせ、プログラム終了時の後始末をきちんと行うようアドバスをし、帰国後の逆カルチャーショックに備えさせます。
各留学生に日本体験について日本語でのスピーチをさせ、原稿を提出させます。
※夏季/冬季(短期)受入プログラム除く